BIOGRAPHY

イギリス、サリー州生まれ。

ロンドンのゴールドスミス・カレッジを卒業後、アクセサリーのデザインを経て1970年にメンズシャツを発表。1977年にはサウス・モルトンストリートに初のメンズショップをオープン。現在はウィメンズ、メンズ、ハウスホールド・グッズを手掛け、日本やイギリス、フランス、イタリア、アイルランド、台湾にショップを構えている。


BRAND HISTORY

1969 ロンドンのゴ-ルドスミス・カレッジを卒業後、アクセサリ-のデザイン、製作をスタ-ト。
1970 メンズシャツを発表。『UK版ヴォ-グ』などに取りあげられ、脚光を浴びる。
1977 サウスモルトン・ストリ-トに初のメンズショップオ-プン。パリにも路面店がオ-プンする。
デザイナ-・オブ・ジ・イヤ-にノミネ-トされ、コスチュ-ムミュ-ジアム、ヴィクトリア&アルバ-ト ミュージアムのコスチュ-ム部門にアウタ-が展示される。
1980 ウイメンズコレクションを発表。
1983 日本における初の路面店を東京 青山にオープン。
1995 ロンドンコレクションに初参加。
1999 東京 渋谷に初のライフスタイルショップをオープン。
2002 ロンドン ウィグモアストリートにフラッグシップ ショップがオープン。
オフィス、デザインスタジオも同じ建物内に移転。
2003 OPEN HOUSE(ロンドン市内で開催される建築のイベント)へのチャリティサポートをスタート。
2006 ロンドン フルハムロードに路面店をオープン。
2007 英国におけるファッション産業への永年に渡る功績が評価され、英国王室よりCBE(大英帝国3等勲章)を受勲。
2008 王立芸術協会より、英国におけるデザインに関する表彰の中で、最高の栄誉であるRoyal Designer for Industry(通称RDI)に選出される。
2009 パリに、フランスにおけるフラッグシップショップをオープン。
2010 MHL.の世界第1号路面店が、東京・代官山にオープン。
2011 MHL.のヨーロッパ1号店が、ロンドン・Old Nichol Streetにオープン。
2012 HOUSEHOLD GOODSの初めての単独店が、東京・松屋銀座店7Fにオープン。
2013 台北・天母地区に、台湾で初となるマーガレット・ハウエルのショップがオープン。
2014 イタリア国内1号店となるショップを、フィレンツェにオープン。
2015 パリのマレ地区に、フランスにおける2号店をオープン。


LONDON WIGMORE STREET


JINNAN


MHL DAIKANYAMA


PARIS PLACE DE LA MADELEINE


DESIGN PHILOSOPHY

ファッションに対する根本的な考え

わたしは、1970年代に、コート、ジャケット、トラウザーは全て、メンズ用に仕立てられたものがウィメンズ用にも適していると感じました。わたしは、ブラウスよりシャツを好んで着用しました。底が平らな靴とジーンズは、スカートやドレスよりも実用的に着用できます。メンズ用衣服の機能性は、活動的で仕事をする上の生活スタイルにより適していますが、わたしはメンズ用衣服の表、裏、両面の作りにも魅了されました。テーラリング、シャツ、ネクタイ、全てが伝統的な手法で作られています。

わたしは、専門的な技術を持つ工場を探し始め、彼らのスキルを楽しみながら仕事に取り組みました。物作りは、デザインにおいて多くの部分を占めることです。それ以外の部分とは、もちろん、コンセプトです。コンセプトがデザインを刺激し、デザインに存在理由を与え、そしてデザインの個性も与えるのです。

メンズあるいはウィメンズの衣服をデザインする際のわたしの基準は、他の製品デザインにも同様に当てはまります。つまり、素材、機能、感覚的において相応しいか、ということです。しかしながら、わたしの表現形式はおそらく、個人的な価値観を反映しているようです。

これらは、考慮を重ねた上で編集された手法で表現されるのかもしれません。そこでは品質が数量よりも重要であること、そして「粋であること」よりも重要であります。それは、生地を触ったときの感覚と、生地の特性に対しての打ち解けた姿勢でもあり、例えば、始紡糸が含まれていることや、高品質なコットンやリネンに入っているシワや、そしてハリス・ツイードやウーステッド服地のような伝統的な織りの良さを味わうことです。

これらは、カラー、着心地、そして今、着るにふさわしいとされる衣服に対する直感的な感覚に加わる、根本的なことです。わたしが衣服をデザインしたいと思っている人たちは、1、2シーズンを経ると時代遅れに見えるような、流行を追った衣服を求めておらず、現代的なセンスにおいて「正しく」見せる衣服を求めているのです。


MHLラインを始めるきっかけとなった
古着のアーミーシャツ


マーガレット・ハウエルが描いた
ドローイング(デザイン画)


「シャツ」の意味

仕事を始めた初期の頃に、わたしはヴィンテージシャツを見つけました。そしてわたしは、その完璧な作りとコットン生地の質の良さに感銘を受けたのです。イギリス中のシャツを捜したい、そして、わたしがデザインしたシャツをヴィンテージシャツと同等な品質基準で製作してもらうために、熟練したマシーニストに仕事部屋を提供したい、という気になりました。今日では、シャツはコレクションの中で定評のあるアイテムとなっています。