神南店ではエル・デコ デザインウォークに合わせて、ロンドンのV&Aミュージアムなどにも展示されているブラウンベティのティーポットの発売を記念したエキシビションを開催しています。

1920年代には週に50万点以上が生産されたほど、英国で長年にわたり愛され続けているブラウンベティ。今回、神南店で発売されるのは、そのブラウンベティを何年も研究してきた陶器デザイナー、イアン・マッキンタイヤが、その伝統と歴史的価値を最大限にリスペクトしながら「再構築」したプロダクト。

「ブラウンベティはとても控えめでありながらも、その象徴的な形により、すぐ認識される英国陶器のひとつです。作者不明の日常品が原型となり世代を超えて洗練され、純粋に機能的なアイテムとして流行り廃りを超越したクラシカルなデザインになりました」
-イアン・マッキンタイヤ

店内では貴重な制作パーツや素材を数多く展示。ロックがかかる蓋や滴の垂れない注ぎ口といった1920年代の革新的な特徴を復活させた、マッキンタイヤ版のブラウンベティの製造プロセスや細部のデザインを、詳しく紹介しています。

蓋を逆さにするとその上にいくつも積みかさねられるのも、「再構築」されたブラウンベティの利点のひとつ。店内でも、球をなすシンプルで親しみやすいフォルムのブラウンベティが、マーガレットの言葉とともにスタッキングされています。

「イアン・マッキンタイヤはブラウンベティの特徴的なシェイプや馴染み深い魅力を損なうことなく、繊細かつ巧みな方法で21世紀に復活させました」
-マーガレット・ハウエル

レジカウンターの壁面に飾られているのは原料となる赤土の採掘場の写真。
ブラウンベティの上質な赤土は、スタッフォードシャー北部のエトルリア泥灰土と呼ばれる特別な赤陶土によるもので、深いブラウンの釉薬とともにブラウンベティのキャラクターに欠かせない不変的な礎となっています。

ブラウンベティのエキシビションは11月10日(火)まで開催しています。
神南店で、ぜひブラウンベティのさらなる魅力に触れてみてください。

BROWN BETTY TEA POT ¥8,000(神南先行販売)

＊商品は全て消費税抜きの価格です。