神南店イベントレポート

神南店イベントレポート

22 MAY, 2018

5月の初旬、神南店では
エドウインの小林正和氏を招き、トークイベントを開催しました。

店内には、マーガレット・ハウエル自身が愛用するデニムや
歴代のアーカイブアイテムなどを展示。
エドウインの歴史やマーガレット・ハウエルとの取組み、
デニムの特徴や洗い方などと合わせて
そのひとつひとつを丁寧にお話していただきました。

小林氏によると、マーガレット・ハウエルとの取組みで
まず悩んだのは“文化の違い”。
「テーラードという文化を持ったマーガレット・ハウエル、ワークウエアだったジーンズがファッションになったエドウイン。全く文化が違うんです。それは生地、縫製、加工はもちろん、テーラードの世界では“洗い”という行為がないことに対して、ジーンズは“洗い”が当たり前になっている。その文化の違いを相互理解するのが非常に難しかったことですね。」

その結果、 「EDWIN for MARGARET HOWELL」として
こだわりを持ち続けていることのひとつが、“色”。
「マーガレット・ハウエルのデニムに関しては中古加工をしていません。とにかく“ワンウォッシュ”もしくは“生”。ということは、ごまかしがきかない。インディゴの色そのものが出てきます。ここのこだわり感というのが実に半端ない。例えば2012年のブラックデニムは横糸に白い生成りの糸を、今季のブラックデニムは横糸を薄いグレーで染めています。結果、出てくる色が違って見える。僕がここで一番意識しているのは、『変えているけれど、変わってない印象を受ける、でも、とても新鮮に見える』というとことです。」

「マーガレット・ハウエルとの取り組みにおいてはエドウイン社としてもいろいろなことに気づかされます。15年の付き合いの中で、妥協のない素晴らしいものづくりに関与しているなということを感じています。」

15年にも及ぶこだわりを集約した
今シーズンのデニムを
ぜひ、神南店でご覧ください。

今シーズンのEDWINコレクションはこちら

 

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