WORKWEAR BLUE

WORKWEAR BLUE

27 JULY, 2021

実用性と機能性がコンセプトのMHL.らしい今シーズンのキーカラー『WORKWEAR BLUE』。
ワークウェアにしっくりと馴染むブルーが、様々なアイテムで揃います。
中でも『INDIGO』は、今までに幾度となく表現してきた特別な色味です。今シーズンは貴重な本藍を使用し、シャツとカットソーを展開。化学薬品を一切使用せず、国産藍にこだわる壺草苑(こそうえん)という日本の工房で丁寧に染め上げられています。
キャラクターのあるシャツと、素材が活きるシンプルなカットソー。どちらも素材にはオーガニックコットンを用い、素材、色、デザイン、全てにこだわった特別なアイテムです。

藍染について詳しくはこちらのコラムもご覧ください。

代官山店では、壺草苑での藍染の様子をご覧いただける展示を開催中。
染め見本だけでなく、藍の原料となる植物「蓼藍」の葉を乾燥・発酵させた「すくも」や、それをまた発酵させるための「木灰」や「石灰」、すくもを保管するための「かます」など、普段目にすることのない素材もたくさんお借りすることができました。

代官山店限定の『INDIGO』アイテムもご紹介。

「洗いをかけたインディゴツイルの生地がとても好きです。私にとって、とてもオーセンティックな素材であり、これまでのコレクションにも何度も繰り返し登場しています。」

10年ほど前にメンズのジャケットで登場して以来、今も変わらずに使い続けているデザイナーお気に入りの素材。INDIGO TWILLという名前ですが、実は藍染めではなく、硫化染めという方法で独特の色味と風合いを表現しています。青でも紺でもない、複雑な色味はまるで藍で染めたかのよう。染料ではなく、不溶性の顔料を使用することでデニムのような経年変化を楽しむこともできます。

糸の段階で染める先染めにより、時間はかかりますが深みのある色合いを表現することができます。最後に洗いをかける過程でも、ステッチワークやデザインによって色落ちの表情が異なるため、毎シーズン洗い方や洗い時間にはとても神経を使うそうです。
とても手間のかかる素材ですが、こだわりと育てる楽しみがぎゅっと詰まっています。

MHL.のアイコニックなこの素材は、必然的にシーズンの象徴的なデザインになることも多く、今シーズンは新たにショートトラウザーを展開。グルカトラウザーのようなウエストディテールが特徴的で、メンズ・ウィメンズともにゆったりとしたフィットがモダンなアイテム。

MEN:SHORTS ¥23,000 (代官山店限定)
WOMEN:SHORTS ¥22,000 (代官山店限定)

生地の重なる部分に色濃く出るアタリや、使う度に進んでいく色味の変化など、着方や手入れの仕方によって唯一無二の表情を見せてくれる素材。しっかりとした肉厚な生地も、次第に柔らかく、肌当たりもますます良くなっていくのが特徴です。

展示期間中、代官山店ではスタッフの私物もご用意しています。実際の経年変化をご覧いただくことができますので、ぜひお気軽にお声がけください。

MHL. DAIKANYAMA
東京都渋谷区猿楽町24-1 1F
TEL. 0354895781
営業時間 11:00-19:00

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