ARCHIVES : August 2011

'11.08.02

ERCOL訪問 ⑤

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組み立てる脚のパーツ毎に揃えます。

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「脚を組み立てる部分は、完全に手作業なんだよ。」
脚のパーツを両手で取るその姿に、物づくりへの深い愛情を感じました。

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脚と脚をつなげる部分の糊付け作業です。

その時の季節、気温はもちろん、手で感じるその木材の状態を
見極めながら、糊をつける量やスピードを加減していきます。

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カンカンカン。

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パーツをつなぎ合わせた形状が、きちんと適したバランスに
なっているかどうか、確認します。

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合格と判定出来たものをこの箱の中へ。整然と並んでいます。

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座面に脚を取り付ける際には、このように完全に貫通させます。

座面に脚を貼り付けるだけの方法ではなく、完全に脚の部分を座面に
貫通させる方法の方が、椅子としての強度があるのだそう。

そして余分に突き出ている箇所を切り取っていきます。

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座面に脚を取り付けた後、今度はここに一度置きます。


ERCOL訪問 ⑥

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「これはスチーマーです。この中に木材を入れてやわらかくしていきます。」

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「この部屋にはたくさんの金型があります。
 昔からのものも含め、全て大事にとってあります。

 それでは、この金型を用いて、曲げ木の技術をご紹介します。」

 初めて見る曲げ木の技術!ドキドキします。

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「まず、金型をこの木の台の上に固定します。」とロバートさん。

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「その固定した金型の上に、スチーマーで柔らかくした木材を置き、
 動かないよう固定します。
 両サイドを2人で少しずつ、曲げていきます。

 この時、2人の、曲げていく力加減やスピードはもちろん、角度やタイミングなど
 双方の息が全ての面で合っていないと、きれいに曲げることは出来ません。
 この曲げ木の技術は、とても難しいのです。」

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あれよ、あれよという間に、一本の木材が金型通りの形に大変身!
まるで魔法を見ているようでした。


ERCOL訪問 ⑦

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「それではここから磨きをかけるところをご紹介します」とラリーさん。

丁寧に積み重ねられた背もたれのパーツを手にすると、
確かに、ふだん触りなれたアーコールの家具の、あのやわらかさが
まだ無いように感じます。

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「あの丸い穴の開いた機械を用いて磨いていくのですよ。」

「ひとつひとつ木材の状態を見定め、微調整を行いながら進めていきます。 
 全て同じ状態に仕上げられるようになるには、経験を重ねた技術が必要です。
 地味に見えるようですが、意外と難しい部分なのです。」

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「出来ましたよ!」とニコリ。思わず、私も顔がほころびます。


'11.08.05

ERCOL訪問 ⑧

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とても心地よい日差しが工場内を照らしています。
昔は、鹿が遊びに来たりしていたとか!
今でも時々リスを見かけることが出来るそうです。
自然を感じながら、物づくりされているのですね。

「ラリーさん、ところで、マーガレットとの刻印、拝見出来ますか?」
「もちろんだとも!」

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ネストテーブルを作ってらした職人さんが、
手を休めて私たちに刻印を見せて下さいました。

「この刻印も、もちろん私たちが手でひとつひとつ押しています。 
 少しでも押すと焦げ過ぎてしまうし、
 少しでも柔らかく押すと文字が消えて見えてしまうので、
 本当にこの刻印を押す工程は、非常に難しいのです。
 
 また、再度押し直すという事が出来ないので、かなり神経を使います。」


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「この刻印は、マーガレットとかなりやり取りして作り上げました。
 私達にとっても、とても思い出深いものがあります。」 


'11.08.17

ERCOL訪問 ⑨

「アーコールの商品は、木材に浸透させるラッカー塗装を施しています。
 水溶性のものなので、肌触りが良く、経年変化を楽しんでいただける
 仕様になっているのですよ。」

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「水溶性なので、ほら、匂わないでしょう?」

「本当ですね、分からないですね!」

「職人もマスクせずに仕事をしているぐらいなのです。
 身体に悪いものは使用したくないですよね」

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これからラッカー塗装を乾かします。

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