AUTUMN WINTER 2006 - July
時代を超えて生き続ける名作
FAVOURITE SHIRT この秋デビュー
毎シーズン新鮮なテーマで繰り広げられるマーガレットの世界観は、アートや建築、工業デザインといったさまざまな分野からアイディアを得ることが多いのですが、彼女のデザインの根底にあるのはやはり名作と言われる家具や建築と同じように、時代を超えても色あせない完成度の高いデザインを生み出すこと。今やマーガレットのブランドアイコンとして大きく成長したシャツも、こうした発想のもとに生まれた普遍的なデザインのひとつなのです。
マーガレットが、マーケットで出逢った美しい仕立ての古着のビスポークシャツに魅せられ、ファッションデザイナーとしての道を歩み始めたことはよく知られていますが、その彼女のシャツを70年代の始めにいち早く評価し、販売したのが専門店のジョゼフであったことは、実はまだあまり知られていません。
オーナーのジョゼフ・エテッドギーは、大学を出て間もない彼女が初めてシャツのサンプルを見せに来たときのことを、こう語っています。「小さなバッグに2枚ほどシャツを入れて持ってきたのですが、それは細部までこだわりの行き届いた、驚くほどに丁寧なつくりのオールハンドメイドシャツでした。品質、作り、シェイプ、ボタン、どれもがスペシャルで、上質さゆえ着心地はこの上なく素晴らしく、今でも当時のシャツを休日に着ることがあるほど。私はそのシャツを一目見た瞬間『彼女は物で語る人』なのだと、強く実感したのを覚えています。」

〈FAVOURITE SHIRT〉だけのスペシャルタグ
ブランドが大きくなった今も、マーガレットのこだわりは物作りの原点として生き続けています。そして今回、そのこだわりをクローズアップし、改めて伝えて行きたいという思いから原点であるシャツをチョイス、〈FAVOURITE SHIRT〉のアイディアが生まれました。
マーガレットのシャツは、ジョゼフ・エテッドギーがその着心地に感銘を受けたというほど、快適さと耐久性においても秀逸。クチュール的な技術を持つ縫製工場にしか務まらない細かなステッチ幅と、裏側の縫い目をすべて織り伏せ縫いする高度なテクニックにより、どこから見ても美しく、洗濯を重ね長く着用できる耐久性を備えています。さらに特注の厚めの貝ボタンにより、メンズのビスポーク(あつらえ)シャツのような、エレガントな美しさも確保。まさにこの〈FAVOURITE SHIRT〉こそ、マーガレットのシャツの理想形と言えるのです。


